今回は、工場の3S活動を紹介します。前回は、事務所の改善から弊社の守るべきルールについてお話させていただきました。今回は、工場のプレス機の横にあるプレスのあたりを置く場所と作業スペースを改善しました。
改善前
改善後
改善前は、見た目(改善前写真の赤丸内)も汚く、作業スペースに使わないものが乱雑に置かれている状態でした。
改善内容は、このプレス機で使用するものだけを置くように整理し、プレス機のあたりを形跡管理しました。そして、むき出しになっている木に色を塗りました。今回の改善点で、整理を行い形跡管理しましたが、最大の改善点は色塗りです。弊社は、工場の床も年に一回塗り直すようにしています。色を塗り直すことで、工場が明るくなり気分も明るくなります。割れ窓理論と同じで、色を塗り直してキレイな状態にしていると、モノのチョイ置きなどが減ります。そして、問題の発見もしやすくなります。
問題とは、「あるべき姿と現実のギャップ」です。
問題を発見しやすくするために、きっちり3Sされている職場にする必要があります。それには、見た目のキレイさも重要です。なので、整頓作業で表示・標識をして次に何しようかと迷っているときには、床や色々なモノの色を塗ってみるのも良いと思います。
弊社では、問題の見える化をして、その問題が発見できて気になってならない感覚に社員全員がなることを第一の目標として3S活動を行っています。
3S活動開始前よりは、社員の意識は高くなってきました。しかし、まだまだあるべき姿には遠いので社員一同これからも3S活動を通じて成長していきます。