弊社の3S活動も今年で4年目に突入しましたが、未だに整理を行うと不要なモノがいっぱいあります。
そこで、去年の整理でフライスを廃棄した事例を紹介いたします。ちなみに、弊社では整理期間・整頓期間・清掃期間がすぐに分かるように下の写真ように表示をしています。
3S活動開始当初に機械を1台廃棄しましたが、それ以来の大きなモノの廃棄になりました。廃棄したモノは、フライスと棚です。写真の通り、思い切って廃棄したのでかなりスッキリしました。
後は、必要なモノを整頓するだけです。廃棄せずに整頓を行うと、どうしてもスペースが限られるので上に積み重ねたような改善が多くなり、棚などの高さも高くなってしまいます。なので、良い改善をするためにも整理は重要です。
今回廃棄したフライスは、3S活動開始当初から要らないのではないかと話をしていました。しかし、高価なモノなので、また使用する時があるのではと、なかなか廃棄することが出来ないでいました。ただ、整理・整頓・清掃のサイクルで3S活動を行っていると、次の整理までに一度も使用しなかったら廃棄しようとかを決めることができます。弊社も、整理・整頓・清掃のサイクルで活動せずに整頓ばかりしている時期がありました。その時は、半年間で一度も使用していなくても目の前の整頓に気を取られて、なかなか思い切って廃棄しようとまではならなかったです。思い切って廃棄するためにも、整理・整頓・清掃のサイクルで3S活動することの重要性を感じました。弊社は、整理:1カ月・整頓:2.5カ月・清掃0.5カ月を1サイクルとして、年間3サイクルで活動をしています。
3S活動を始めようとされる会社さんがありましたら、是非この整理・整頓・清掃のサイクルをきちんと守って活動してみてください。