3S奮闘記 3S

No.10

3Sによって社員が一致団結した瞬間!!_No18

今回は、前回の3S奮闘記の返信いただいたアンケートに「どのようにして社員みんなで活動しなければという空気にしたのかを知りたいです」という質問をいただいたので、弊社の事例ですが紹介させていただきます。
弊社では、そういう空気になった要因が二つありました。一つ目は、社長の3S活動への気持ちと姿勢です。二つ目は、社員全員で変化を感じたことです。この二つの事例を詳しく紹介させていただきます。

 

3S活動で社内を清掃

 

上の写真は、毎朝の10分間清掃の写真です。社長が率先して床拭き・窓拭きをします。それを見ていると、社員もやらない訳にはいかない雰囲気になりました。社長が絶対に3S活動をやるんだという強い気持ちと行動に、社員もつられて取り組んでいきました。そして、3S活動当初に機械を廃棄したりもしました。これも、社長の絶対にやるんだという気持ちを社員が感じた出来事でした。
やはり社長の強い気持ちと率先して行動することが、みんなをやらないといけないという空気にしたと思います。

事務所を分断するようにあった壁の撤去前 事務所を分断するようにあった壁の撤去後

 

そして、もう一つ3S活動開始当初にみんなで3S活動を頑張ろうという気持ちになったのが上の写真です。
これは、3S奮闘記No.5でも紹介させていただいた、事務所を分断するようにあった壁の撤去をおこなっている写真です。
休日に社員全員が自主参加で撤去作業を行いました。真夏にもかかわらず、壁を撤去した時に埃が出るためにクーラーをつけられない状況での作業になり、写真の通り全員が汗だくになりながら作業しました。
しかし、壁のなくなったスッキリした事務所を全員で見て、達成感やこれから会社を変えるんだという気持ちも強くなりました。
質問の「どのようにして社員みんなで活動しなければという空気にしたのかを知りたいです」ですが、ありきたりですが、やはりトップの強い気持ちと社員全員で3S活動をして変化を感じることが大事なのかなと思います。
あくまでも弊社の事例ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。また、今後も質問や、皆さんの改善内容などをお送りいただけたら3S奮闘記で紹介していきたいです。