生産管理コラム COLUMN

【ものづくりワールド大阪2025】ご来場ありがとうございました!当日のご報告

こんにちは!開発部の吉田です。

2025年10月1日(水)から3日(金)にかけて、インテックス大阪で開催された「ものづくりワールド2025」に出展いたしました。

「同じ町工場だからわかる 現場の声を集めた 生産管理」というメイン看板が掲げられた、ものづくりワールド2025[大阪]の展示会ブースの様子。

弊社ブースにも、現在の経営や現場の管理に課題を感じておられる経営者の方や、現場ご担当者の方がお立ち寄りくださいました。誠にありがとうございます!

今回の記事では、当日いただいた具体的なご相談内容と、それに対する私たちデジックの「解決への考え方」をご紹介します。
皆様の課題解決のヒントになれば幸いです。

当日いただいたご相談内容

悩み①:「今使っているシステムがもうすぐ保守切れになる。だけど更新料が1000万以上と高額だから、より良いシステムがないか探しに来た」

このような悩みを持つ方も少なくはありません。
まず、生産管理システムは会社の基幹となるため、長期的な利用が前提です。
しかし、その価格設定に「高すぎではないだろうか?」と思われるかもしれません。

【私たちの解決策】

アシストシリーズは、私たち自身が「町工場」として現場で感じた課題を元に開発した生産管理システムです。だからこそ、現場を第一に考えた設計になっています。

価格についても、導入時だけでなく、長期的にご活用いただくことを前提とした「リーズナブルな価格」設定を心がけています。
私たちはシステムは「売ったら終わり」とは考えておりません。むしろそこからがスタート地点となります。そのため導入後も「より良い運用の仕方はなんだろうか?」「こういったことはできないだろうか?」と相談しながら共に伴走し続けることを大切にしています。


悩み②:「生産管理システムは導入済みだが、スケジューリングをExcelで行っているためリスケ(計画変更)が大変」

「生産計画の調整ができるものが欲しい」というお声も多くいただきました。
急な仕様変更や飛び込みの注文が入るたびに、Excelで組んだ計画を修正するのは非常に手間がかかり、現場の大きな負担となります。

【私たちの解決策】

アシストシリーズの「アシストボード」という機能は、皆様が使い慣れたホワイトボードをデジタル化したような感覚で、直感的に使用できるソフトです。
「ガントチャート(工程の進捗がひと目でわかる表)」での生産計画や、機械・担当者ごとの負荷の可視化など、スケジュール管理を最適化するお手伝いができます。

展示会ブース内で、スタッフが来場者に対し、モニターに映し出された進捗管理システム「アシストボード」のスケジュール画面を指差しながら説明している様子。

最近では「自動スケジューラ機能」も追加されました。
そのためお客様のニーズに合わせて「まずは生産計画だけ導入したい」といった、現場が混乱しない最適なステップをご提案できるのも、私たちの強みです。


悩み③:「Excelで回しているが、正直、生産管理を“できている”とは言えない…」

「Excelでの管理に限界が来ている気がする」というお悩みも、多くの方が共通して口にされていました。

【私たちの解決策】

このようなご相談をいただいた際、私たちはまず、現在Excelで「どのように管理されているのか」「どの部分に限界を感じておられるのか」をじっくりお伺いします。

もちろん「機能」をお探しの方でしたら「アシストならこんな管理ができます」というご提案はいたします。
しかしそうでないのならまずは「現場の課題」をヒアリングし、皆様の現場にとって本当に必要な管理方法は何かを考え、最適なものをご提案することを心がけております。

今回のブースで目指したこと

「生産管理」のメイン看板と、「AI分析 過去のデータで未来を作る」という縦看板が設置された、デジック社の展示会ブース全景。

今回のブースは、「自動スケジューラー」「AI分析」といった新しい機能を左右の看板で打ち出しました。
そして前面は、私たち自身が「町工場」であることから、お客様に何を提供「できる」のか?という価値を改めて見直した内容に変更しました。

その効果もあってか、会場では「AI分析って何ができるの?」「生産計画に困っていて…」といった具体的なお悩みを持って、足を止めてくださる方が多くいらっしゃいました。

「AI分析」と聞くと難しく感じられるかもしれませんが、これは例えば「どの仕事が本当に利益に貢献しているのか分からない」といった経営者の方の悩みに応え、経営判断のサポートに繋げるための機能の一つです。

看板がお悩み解決の「きっかけ」となり、ニーズに合ったお客様に深くお話を聞いていただけたことは、私たちにとっても大きな収穫となりました。

改めて、ご来場ありがとうございました!

3日間とも無事終了することができました。重ねて御礼申し上げます。
ブースには、フロアマップに弊社の箇所にマーカーを引いて、わざわざご訪問くださった方や、「今のシステムが合っていない」「Excel管理が限界だ」と真剣なお悩みをお持ちの方まで、多くの方にお立ち寄りいただきました。

それだけ多くの方々が、現場の管理や会社の未来について真剣に悩んでおられるのだと、私たちも改めて認識いたしました。

展示した製品についてのご質問はもちろんですが、「まずは何から相談していいか分からない」「いきなり相談するのは気が引ける」と思われます。
そのためまずは「生産管理」の基本や、課題解決のステップについて知りたいという方のために、「お役立ち資料」をご用意しております。ITが苦手な方でも分かりやすい内容となっておりますので、ぜひ情報収集にご活用ください!

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