3S奮闘記 3S

No.17

棚の天板の上にモノを置かないようにすると・・・_No11

今回は、事務所の3S活動を紹介します。弊社は3S活動を行うにあたって、守るべきルールを決めています。その守るべきルールの1つ「棚の天板の上にモノを置かない」を守るために行った改善です。改善前は、棚の上にたくさんの書類が入った段ボールが置かれており、この段ボールの中には二十数年分の領収書・元帳などの書類が入っていました。
この書類を保管しておかないといけないモノは保管して、それ以外は処分しました。紙の枚数だけでも1万枚以上を処分しました。そして、棚の中のモノの整理を行い、天板の上にあった必要なモノを棚の中に定位置を決めて置くようにしました。

 

①改善前

3S活動で棚の上の清掃を行う前

 

②改善後3S活動で棚の整理を行う後

改善の前後の写真を一目見ても違いが分かるようになりました。天板にモノがあるとないだけで受ける印象が全く違ってきます。そして、安全面でも天板の上にモノがあるとないとでは違います。この棚以外の棚も、全て「棚の天板の上にモノを置かない」守るべきルールを守っています。このように弊社は、守るべきルールというルールを決めて、3S活動を行っています。

弊社の守るべきルールは、下記の8点です。
① 床に直置きをしない
② タテカケをしない
③ 棚の天板の上にモノを置かない
④ ガラス窓に貼り付けしない
⑤ 棚で窓を塞がない
⑥ 床に電線を這わさない
⑦ 全てのモノの定位置・定量・定方向を決める
⑧ 全てのモノに表示・標識をする

 

この守るべきルールが守れていない所の改善を行い、守るべきルールが守られ効率的な職場を目指しています。3S活動では、ルールが非常に大切です。ルールは色々ありますが、ルールを全員で決めて全員で守って活動しています。
弊社も今年中に守るべきルールを増やす予定です。そして、増やしたルールも含め全員で守り、弊社が目指している「当たり前のことを、当たり前に出来る社風」を実現させるため3S活動に取り組んでいきたいと思っています。3S活動を既に行っている方も行っていない方も、3S活動を通じてどういう会社になりたいとか意見交換などできて、お互いのモチベーション向上に役立てられたら良いなと思います。