前回(« 「工場の床の塗装をしさらにきれいに!!_No27」)は床の剥離作業とパテ埋めについて紹介しました。今回は床塗装の仕上げについて紹介します。
作業手順としては以下のように進めていきました。
① プライマー(下塗り)の塗装
② 塗装1回目
③ 噛み込んだゴミや剥離残の処理
④ 仕上げ塗装
・プライマーを塗った状態
・塗装1回目
1回目の塗装終了後、仕上がりを確認したところゴミの噛み込みや剥離残によるコブを発見しました。このまま仕上げてしまうと、仕上がり状態が良くないと判断し、
ヤスリにて修正作業を行い、その後仕上げ塗装を行いました。
・ゴミの噛み込み、剥離残によるコブの発生と修正
修正前
修正後
今回使用した塗料は2液混合タイプのため、混ぜ始めると30分で硬化が始まります。塗装作業は作業可能な社員全員で行いました。
2回塗装を行うことでムラもなくなり、修正したコブも目立たなくなりました。仕上がった床に電灯が映ったときはとても達成感を得ることができました。
壁と床の塗装前後の写真です。塗装後は全体的に明るくなり、工場が広くなったように感じました。
今回床、壁共に塗料の選定から塗装方法、塗装作業までを様々な人に教えてもらいながら自社で行うことができました。剥離作業の部分では予想以上に苦労しましたが、仕上がったときの達成感と感動はなかなか味わうことのできない活動になりました。この状態を維持できるよう、3S活動を継続していきます。