導入事例 CASE
生産の進捗が見えるようになり納期遅れもなくなりました。
昭和26年創業の三木製作所様は、独自の加工技術で小物から大物まで様々な精密板金加工をされています。三木会長は、製造業は物をつくるだけでなく、これからは管理を徹底して行わなければ生き残れないと豪語されています。
生産管理システムを運用する事でムダの無い効率的な生産を行い、空けた時間を新商品開発に向けて来られました。その結果、駐輪機システムを開発され下請けからメーカーとして事業拡大をされています。
三木製作所様とはかなり長いお付き合いでAssist series自体も10年以上ご利用いただいております。
「Assistがあるから今の会社がある、会社の成長もAssistが関わっていて基幹システムとなっている。」というお声をいただき、Assistを導入した効果を実感していただけています。
今回は三木製作所様のAssistを導入前の課題や導入後のフォローアップについて、そして実際にAssistを使ってみての導入の効果についてご紹介いたします。
Assist導入前の管理方法:手書き
●導入した機能
- Assist Desk
- Assist Line
- Assist Terminal
導入前の課題
当時三木製作所様は生産管理自体をかなり早い時期に検討されました。
1960~2000年ごろにかけては生産設備(機械)に投資をしてきた時代でしたが、生産設備を改良するだけではその先に起きる問題があるということに気づかれたのです。
設備投資をして設備が豊富になり仕事をたくさん獲得できることにより、受注が増えるようになりましたが「もの作っているだけでは競争に勝てない、製造業の差別化は管理の部分になるのではないか」ということに気づき生産管理システムの導入することを決意されました。そこから三木製作所様はまず、受注管理を行おうとシステム導入を考えられましたが1990年ごろはネットワークの環境が整っていなかったため、断念されました。
1995年ごろに再び受注管理のシステムを導入に挑戦し、見事ネットワーク環境が整っていたため成功しました。
しかし、受注・納期管理は行えるようになりましたが、「仕事のボリュームが会社として行えるかどうか」「工程がどういうふうに進んでいるかどうか」「儲かっているか否かがわかりづらい」といったような要望が出てくるようになりました。そこから元々つながりのあった弊社にお声がかかり、Assistを導入することになりました。
導入前・導入後のフォローアップについて
三木製作所様の会長は生産管理システムに対しては積極的でしたが、製造現場で使ってくれない・現場入力を行ってくれない。といった問題が出るようになりました。
そこで製造現場が使ってくれることが「生産管理システム」を使うということであるため、製造現場の方に「生産管理システム」について使ってもらうことを重視し、アプローチを行いました。
使うことによって得られるメリットを知っておかないと使っていただけません。しかし得られるメリットというのも使っていただかないと分かりません。
そのため、進捗管理・負荷管理などで作業が可視化されることのメリットを現場の方に説明したり、製造現場に必要な機能を追加・使い方の説明などを重点に行いました。
例えば元々は経営の視点で見たいものを多く機能として採用していましたが、現場の人が見たいもの(例えば作業指示書の情報・過去に作った情報など)をより採用するようになりました。そのようなことを続けていくことにより、徐々に製造現場の人たちへの意識開花をさせ、生産管理システムの定着に成功させることができました。
アシスト導入の決め手
「アシストなら上手く使えて成果を出せると思いました」
「同業他社で、生産管理システムを上手く使いこなして成果を出している会社を見たことがなかったです。小規模製造業向けに特化した生産管理システムだったアシストに興味を持ち、打ち合わせをするうちにアシストなら上手く使えて成果を出せると思ったからです。」
アシスト導入して変わったこと
「生産の進捗が見えるようになり無駄がなくなり納期遅れもなくなりました。それに、生産がスムーズになり効率よく生産が行えるようになり残業しなくても同じ売上をあげられるようになりました。
また、組み立て品の各部品の完成状況や入荷状況が一目で分かるので、早めに段取りができるようになりました。」
サポートについて
「遠隔リモート操作によるサポートで身近に感じて安心できるし、電話での問い合わせも親切に対応してくれます。営業さんも、小まめに訪問してくれるのでアシストでの運用での悩みを解決してくれます。」
今後の展望
「板金業はまだまだ手作業が多く稼働率が良くないので、アシストを運用することで現状の設備、人員で今以上に売上を上げ利益を上げていくことを可能にしたいです。」