このたび、私たち株式会社デジックは2025年12月に経済産業省が定める「DX認定事業者」としての認定を取得いたしました。
今回取得した「DX認定」は、デジタル技術を用いてビジネスを変革(業務改革)する準備が整っている企業を、国が認定する制度です。(詳細はこちら)
DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉はよく耳にされるかと思います。
しかし、町工場の皆様にとっては、「難しそう」「小規模な工場には関係ない」と感じられることも多いのではないでしょうか。
私たちデジックは、単にシステムを作って販売する会社ではありません。
実は私たち自身も、日々「高温パッキン」を製造している現役の町工場です。
だからこそ皆様と同じようにモノづくりに向き合い、悩みを共有できる「パートナー」でありたいと考えています。
これまでの歩みと、評価いただいたこと
私たちは今まで、現場の目線を元に「3SとDXの融合により、町工場のモデル工場として日本のものづくりに貢献する」をビジョンとし日々DX活動を推進してきました。
なぜ、デジタルなのに「3S(整理・整頓・清掃)」なのか? それは、工場の床が片付いていなければ良い仕事ができないのと同じで、
情報も「整理・整頓」されていなければ、どんな高機能なシステムを入れても役に立たないと、いち製造業者として実感しているからです。
「現場のモノの流れ」と「データの流れ」、 この両方をきれいに整え土台を作ることこそが、私たちが考えるDXの第一歩です。
「現場目線で、足元から固めていく」。
その取り組みが、ありがたいことに以下の評価をいただいております。
- 「KANSAI DX AWARD 2025」金賞受賞
関西の企業の中から、DXに挑戦し成果を上げている事例として評価いただきました。(受賞のお知らせ) - 「Japan DX Week」への登壇
弊社代表が登壇し、「KANSAI DX AWARD 2025」金賞受賞の企業として、現場の改善事例をお話しさせていただきました。
これらの活動はすべて、町工場の皆様と共に悩み、共に改善を積み重ねてきた結果です。
私たちのDXへの取り組み
生産管理システムというものは、導入したら終わりではありません。
システムを入れた後、「社内の混乱が減った」「利益が見えるようになった」という、現場も経営も含めた会社全体の『安心』が重要になります。
具体的に私たちがどのような考えでDXに向き合っているのか、その取り組みをまとめましたのでご覧ください。
デジックのDXへの取り組みはこちら
これから目指す姿
今回のDX認定は、私たちにとって一つの通過点だと考えています。
私たちはこれからも、まず自分たちの工場をモデルとして、「3S」と「DX」の実践を続けていきます。
きれいな成功だけでなく、うまくいかなかった失敗も含めて、ありのままの経験を積み重ねていきます。
「町工場でも、ここまで変われる」ことを私たち自身が実証し、日本のものづくりを足元から元気にしていく。
そのために、一歩一歩着実に、地道な改善を積み重ねてまいります。
これからも株式会社デジックを、どうぞよろしくお願いいたします。