弊社は年に数回展示会(« 「生産管理コラム 「第26回 日本ものづくりワールド2023 [大阪]」に出展いたしました」)に出展しています。
また、展示会以外にもセミナーやデモンストレーションを行っております。
展示会やセミナー、デモンストレーションは営業担当が準備から片付けまでを行うのですが、従業員が増えたこともあり今までの管理方法で問題が発生し始めました。具体的には
1. 展示会やデモンストレーションで使用するOA機器等何を使っていいのかが特定の人間しかわからない。
2. 今社内にあるOA機器がどこに行ってしまったのかわからない。
3. 展示会やデモンストレーション終了後、使用したOA機器が元の場所に戻ってこない。
です。
展示会、デモンストレーション用備品の現状確認
そこで今回弊社では「展示会やデモンストレーションの準備、片付けが 誰でもできる」を目標に備品整理を始めました。
活動の初めは整理からです。まず社内に展示会用品とOA機器の何がいくつあるのかを把握することから始めました。弊社工場部門の展示会用品も併せて整頓を行うので、現場の責任者と相談しながらの活動です。展示会ではソフトウェア部門の営業担当が工場部門の接客を行うこともあるので、その勉強もかねて実施しました。
ソフトウェア部門の機器については状態がかなり悪く、展示会前に「ない!ない!」とあわてて追加購入し、実際すべてが終わって片づけてみると同じケーブルが沢山余る。というような状態が起きていました。
不用品の廃棄
社内に何がいくつあるか分かったので、次はデモンストレーションと展示会を行うのにどの機器がいくつあればいいかの洗い出しを行いました。洗い出した結果不要な機器やケーブルについては廃棄を、足りない機器については追加購入を行います。
必要な機器がそろったら表示を行い管理を行います。表示等については次回以降に紹介させていただきます。
問題とは「あるべき姿」と「現実」の差です。弊社は3S活動を行う前に何が問題で、あるべき姿がどうなのか。そしてその差をなくすためにどのような活動をすればいいのかを考えながら進めています。
1回の活動ではすべての差をなくすことができないこともありますが、活動を重ねその差を減らし問題改善を続けています。