3S奮闘記 3S

No.6

整頓作業の姿絵管理を提案してくれました_No22

今回は、弊社の整頓作業の姿絵管理の事例を紹介します。スポンジのような素材を切り抜いて、姿絵管理を行うことが多いと思います。
弊社もこのやり方で姿絵管理を行っていましたが、人によっては円などの形を切り抜く際に円がキザキザになっていたりして見た目が良くないなと思うモノもありました。せっかく3 S活動を行っているのだから、見た目も良くしたいという思いがあります。他に良い姿絵管理ができないかなと思っていた時に、ある社員(以下Y君)から良いアイデアが出て試作品として作ってくれたモノを今回は紹介します。

 

姿絵管理の事例

 

素材はMDFを使用し、レーザー加工機で加工を行いました。
(MDFとは、木材を繊維状にほぐしてポード状に成型した繊維板です)上の写真の様に、MDFボ-ドをレ-ザ-加工機でカットし組み立てを行います。表示もレーザー加工機で焼入れしています。実際に使用している社員に話を聞いても、使いやすいし見た目も良いと好評です。
今後は、他の姿絵管理にも水平展開していく予定です。
今回の改善では、レーザー加工機を使用して新たな発想で姿絵管理をしてくれました。当たり前のようにレーザー加工機と書いていますが、弊社にはレーザー加工機はありません。Y君が自発的に休日の講習会などで学んできて、時間単位で機械を利用できる機関でこの姿絵管理用のポードを製作してくれました。自分のアイデアを実現するために、学習して実現したY君は素晴らしいなと思いますし、こういう個人の行動が周りに良い刺激を与えて3S活動全体に良い影響を与えていると思います。マンネリを防ぐために色々とやり方などを工夫したりしますが、今回のように皆がお互いを刺激し合うのが一番のマンネリ解消になると実感しました。