生産管理コラム COLUMN

資材や材料、外注加工の手配管理のお困りごとを解決します!

皆様こんにちは!生産管理コラム担当の安川です。今回は日々の生産業務に欠かせない、手配管理についてご紹介させていただきます!

皆様の会社でも、注文を受けた製品を生産するにあたり、必要な材料や部品の手配、生産を進めていく中で発生する外注加工の手配等を管理されていると思います。

手配管理

どの製品に何の材料が、いつ、いくつ必要か。それを今回はどの業者さんに頼むのか。業者さんが決まり、いざ注文書をおこすとき、納期の近い材料はついでに一緒に発注できないか・・・
 資材担当者さんや外注加工担当者さんはいろいろなことを考えながら日々手配業務を行っているのではないでしょうか。

Assistだとその作業を一つの画面で行うことができます!

生産手配一覧画面で簡単手配管理

 

Assistの発注管理の生産手配一覧画面では、生産しなければならない製品の必要な部品や材料、、また外注に加工を依頼しなければならない作業(Assistでは工程と呼びます)を一覧形式で見ることができます。
各データの状態についても、「状態」列でそれぞれの状態を確認することができます。
一覧形式になっていて、検索機能もあるので、例えば同じ注文先で発注納期の近い工程だけを検索し、そのまま1枚の注文書として処理を行うといった作業も簡単に行えます。

生産手配一覧

Assistで発注の手配管理の例

部品の発注の場合、M6のボルトが、3つの生産でそれぞれ4本、6本、12本必要だったとします。
この場合、Assistでは納期毎の注文書の作成(注文書は3枚)もできますし、また、合計22本の明細にまとめて発注(注文書は1枚)することも可能です。

さらにボルトのように、発注ロットが決まっている場合は、マスタで設定することでロット単位での注文書を自動的に作成いたします。
 材料や工程も同じような考え方で、先に記載した通り、同じ注文先で近しい納期の材料や外注工程を1つの発注情報にまとめることができ、1枚の注文書として発行することができます。

発注手配

 

もちろんAssistは発注伝票一覧画面等から、発注情報の新規作成を行い、注文書の作成をすることもできます。
ただ、上記のように、お客様からの注文情報(Assistでは受注情報と呼びます)やその加工情報(Assistでは生産情報と呼びます)と、購入品の情報(Assistでは発注情報と呼びます)を関連付け(紐付)ておくことで、手配管理がやりやすくなるだけでなく、様々なメリットがあります。

例えば外注工程の場合、紐づいた発注情報で、荷受け担当者や仕入担当者が入荷処理を行うことで、Assist上で状態が変化し、外注加工が入荷したかどうかを判断することができます。
その結果、次工程の作業担当者や現場責任者はいちいち物が入っているか確認することなく、今日自分のできる仕事は何なのかをAssist上で把握することができるようになり、スケジュールが立てやすくなります。

同じことは材料でも言えます。どの生産情報の材料が入荷しているのか、Assist上で把握できるため、そこからスケジュールを組んでいくことも可能です。
生産情報と発注情報を紐づけておくことのメリットは現場だけにあるわけではありません。その生産で、原価がいくらかかったのかを、Assistは実際の仕入単価から算出します。
このデータをもとに、販売単価と実績の原価を比較することができるので、加工費とあわせて、販売単価の設定が適正なのか、見積時の設定単価とどれくらい差があったか、原価の高い外注加工を社内加工に変更できないか等見直しを行っていくことができます。

手配管理
このようにAssistを利用いただくと、手配管理も楽々おこなうことができます!
手配管理を行うためには、弊社Assistシリーズの「工程管理(Line)」のライセンスが必要となります。
尚注文書の発行には別途「事務管理(Desk)」も必要となってきますので、あわせて是非ご検討ください。
手配管理でお困りのお客様は是非一度こちらから弊社までご連絡ください、また無料資料ダウンロードもございます!