生産管理コラム COLUMN

生産管理における受注生産と見込み生産とは?

今回は受注生産と見込み生産についてご説明させていただきます。

受注生産とは

顧客が定めた仕様の製品を生産者が生産する形態のことを言います。
品質、価格、数量等は顧客が決める場合と生産側が決める場合があります。

受注生産の場合は、一般的に完成品在庫は持ちません。受注生産では、仕事の負荷を平準化して
工場の操業度を一定の水準に保つことが利益確保のために生産管理では必要になってきます。

 

見込み生産とは

見込み生産は企業が需要予測に基づいて生産計画を作り、その計画に基づいて生産し、不特定の顧客を対象として
市場に出荷する形をとります。
見込み生産では一般的に自社の倉庫または販売店に完成品在庫を適切な水準にし、かつ品切れも防止することができます。
利益確保と顧客満足のために重要です。デジタル家電や携帯電話などは製品ライフサイクルが半年程度のものも多いもので
旧製品の在庫を大量に抱えたりすると企業は大きな損害になります。
製品の中には途中まで見込み生産で製造し、ある程度の半製品の在庫を持ち最終製品は受注製品で作る場合もあります。
この方式をBTO(Build to Order)と呼びます。この方式で見込み生産と受注生産の分岐点をデカップリングポイントと呼びます。

 

受注データもEXCELで管理されているところが多いと思います。

アシストでは受注生産と見込み生産も分けて行うことができます。急に注文が来たときはボタン一つで対応することができます。

余裕をもって作っておきたいときは多めに在庫として作っておくことができます。

そして受注が完了したら受注のデータが現場に製品情報としてみることができますし、事務ではボタン一つで納品処理もすることができます。

 

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