生産管理コラム COLUMN

Assistを使った製造現場の「カンコツ(ノウハウ)」の残し方をご紹介!

皆様こんにちは!生産管理コラム担当の安川です。今回は、社内の「カンコツ(ノウハウ)」の残し方についてご紹介します!

製造現場の方、このようなことはありませんか?

多くのモノづくりには、作業手順があり、それに従って製造を行っているかと思います。
しかし、同じ図面を同じ機械で製造しているにもかかわらず、なぜか作業員によって品質や作業時間にばらつきが出てしまうということはないでしょうか。

また、「この仕事は○○さんしかできない」「わからないことがあったら□□さんに聞いて!」といったことはないでしょうか。

どの会社でも、作業の標準化は大きな課題だと思います。
一つ目の「この仕事は○○さんしかできない」の場合は、作業時間にしても品質にしても、良い製品を製造できる作業員は何かしらの知識や技術を持っている可能性があります。
二つ目の「わからないことがあったら□□さんに聞いて!」は、どうしても勤務年数の長い作業員と短い作業員では経験に差が生じます。そのため「専任業務」であったり、わからないことの質問回答で、作業の手を止めることになりかねません。

これはどちらの事例でも言えることですが、作業員がそれぞれ持っている、いわゆる「カンコツ」によるものではないでしょうか。
そして、この「カンコツ」にこそ、会社のノウハウが蓄積されているということではないでしょうか。

作業員

 Assistに「カンコツ(ノウハウ)」を残していきませんか?

知識をためていくには、その保存場所が必要です。
Assist上で保存する場所として、いくつか例をご紹介します!

1.「生産製品工程の印刷備考」を利用する

工程印刷備考
作業指示書

ここに、カンコツや作業手順を入力することで、Assistから印刷する「作業指示書」の各工程印刷備考欄に情報が表示されます。

この内容を追記し、製品マスタへ「マスタ化(マスタ上書き)」をすることで、作業員の知識や経験を、製品マスタとして蓄積していくことができます。

次回生産時に、同じ製品マスタを使用すると、これまでに記載したカンコツが作業指示書に明記されています。
そのため、作業指示書を見るだけでだれでも同じ情報が得られ、作業に活かすことができます。
※「工程印刷備考」は「Line(工程管理)」のライセンスで登録することができます。

2.各種「実績備考」を利用する

Assistには「工程実績」「製品実績」「不良実績」があります。

 工程実績:溶接や曲げといった工程作業を担当者が完了したときに登録できる実績
 製品実績:全ての工程が完了し、製品を完了したときに登録できる実績
 不良実績:万が一、不良が発生したときに登録できる実績

工程実績入力画面
製品実績入力画面

「Terminal(現場端末)」でオペレータが入力した情報は 「Line(工程管理)」で確認することができます。
検索条件次第で、「いつの情報か」や「製品ごとでどうなって いるか」などを確認できます。

工程実績一覧画面
製品実績一覧画面

それぞれのタイミングで、その時に発生した事象やコツを残すことができます。データを残すことで、過去にどんなことがあったのかをAssist上から参照できるようになります。

3.「添付ファイル」を利用する

どうしても文字では残しきれない技術や事象もあるかと思います。その場合は、生産情報の添付ファイルを使用します。

生産情報

Assistの添付ファイルは、ファイルの場所を記憶する仕様になっています。
サーバの共有フォルダに、残しておきたい作業動画や作業写真をためておき、それを製品マスタや生産情報に添付します。

実績添付

あらかじめ使用する端末に、添付ファイルを再生できるソフトウェアをインストールしておくと、作業前に現場端末やAssist本体から動画ファイルや写真を確認し、作業員に共有することができます。

添付ファイルは不良実績にも付けることができます。
残念ながら発生してしまった不良についてどういった問題があったのか、写真を添付しておくことで次回生産時にも一目で注意点がわかるようになります。

このようにAssistを利用して、今まで残しにくかった「カンコツ(ノウハウ)」をデータ化してみませんか?
実績管理を行うには、弊社Assistシリーズの「工程管理(Line)」「現場端末(Terminal)」のライセンスが必要となります。
「現場端末(Terminal)」には複数ラインナップがございますので、お客様の運用にあったライセンスを選択していただけます。
社内の「カンコツ」の伝承でお困りのお客様は、ぜひ一度こちらから弊社までご連絡ください。